これを読んで思うこともあり、「なぜオブジェクト指向でつくるのか?」や「デザインパターン」、「クリーンアーキテクチャ」、「ドメイン駆動設計」 を読んで、今の自分の意見を書く。
個人の意見であり、これが正しいことはないし、何なら今まで知識だけで実践経験が少ないので間違っている可能性は大いにある。 しかし、現段階での自分の考えをここに残す。
継承は積極的に使っていくべきで、オブジェクトは現実世界を模した仮想現実世界をコンピューター内に生み出す技術とされている
まず、ここから間違っている。2000年代ではそうだったのかもしれないが、継承は基本的には使うべきではない。もちろん、インターフェースなどでは普通に使われるが。 継承を積極的に使っていくと差分プログラミングが始まってしまう。
Webのサーバーサイドで隆盛を誇っていたJavaだが、実のところWebサーバーサイドの現場のコードにオブジェクト指向が必要な部分などそう多くはなかった。
現場でオブジェクト指向は多く使われる。現在、GoFデザインパターンは半分くらいは廃れたが今でもなお健在だ。
抽象化することは当たり前にやられており、何よりも大切だと思う。
インターフェイスの分離やデザインパターンを使わない現場に入った時、IDEがコードのジャンプを適切に実行してくれることの楽さを感じた。
これはあるかもしれないが、適切にファイルが分割されていれば読み取るのはそんなに苦ではないと思うのだが...これは新人だから、もしくは、大規模な複雑なコードに出くわしてないからなのかもしれない。
実際に2000年代の時代を知らないから、本当に著者の気持ちは知ることはできない。
しかし、自分はオブジェクト指向は何よりも大切であると思う。ライブラリやフレームワーク作る側には必須だ。
サーバーサイドでも、API作るならオブジェクト指向必須であると感じる。 なぜいらないと言っているのか分からない。
最近はよく読みやすさをどうするか考えている。オブジェクト指向使うと読みにくいという人が多い。 適切にファイル分割されていれば、読みやすいと思うのだが。。。
設計をする上で、どうすれば新しく入ってきた人に理解しやすいかの答えはまだない。
オブジェクト指向が分からないやつが悪いとか言っていると、プロジェクトは破滅してしまう。 ちゃんと保守しやすい、変更しやすい、可読性が良いの両立。これが課題。
まだ新卒3年目。これからもオレオレ実装ではなく、誰でもわかりやすい設計・コードを模索していく。